大手クライアントと打ち合わせ。
いつもは、M女史から連絡があるんだけど、今回はSさん。
なんか、いつもと違うな、と思いつつ、到着。
会議室には、いつもと違うメンツがいて、後からM女史が入ってきた。
M女史、入ってくるなり、同僚たちに、
「今日、打ち合わせって、聞いてなかったんだけど!」
うわ、なんか、やばい雰囲気。
M女史と、Sさん、その仲間たち。
微妙な空気感・・・・
M女史、
「わざわざ彼(僕のこと)に来てもらう必要があったの?彼(僕のこと)も忙しいんだから、大したことじゃないなら、電話かメールで済ませてあげて!」
M女史は、僕のことを気遣ってくれている。
事実、大した用事じゃないなら、呼ばないでほしい。
とはいえ、僕の口から「その通り、今日は重要な要件なの?」とも言えない。
なんか、僕、つらい立場に。
「いやいや、そんなに遠くないですから。僕は大丈夫です~ へらへら~」
場をなごませようとする。全然、なごまない。
M女史が席を外したら、今度はSさんが、
「M女史って、いつもあんな感じなんです。すみませんねぇ。あのひとに聞きづらいから、あなたに来てもらったんです。あのひと、あと2、3年でいなくなりますから、もう少しのガマン・・・」
いやいや、M女史は、僕には優しいんですって。僕は、全然、嫌ってないし。
ああ、なんか、僕が間に挟まって、悪者になりそうな予感。
社内のパワーゲームに、僕を巻き込まないで。
ケンカはやめて、二人を止めて、私のために、争わないで、もうこれ以上♪
っていうか、社内で意見をまとめてから、僕を呼んでよ。めんどっちぃ。
奈保子ちゃん
今週のお題「私がアツくなる瞬間」