1年ほど前に取引したことのある会社から電話。
「うちの社長が、話があるとのことなので、来てもらえませんか?」と次長。
前回は、部長と話をした。社長には会っていない。今回は、社長のお出ましか。
要件は?と聞いても、電話口の次長は、よく分からない、と要領を得ない。
社長の意図が全然伝わっていない。何か、こういうパターンは、あまり良くない予感。
まあ、近所だし、行ってみた。
話して、現在のサイトをいろいろ変えたい、ってことは分かった。社長の中では、何か壮大な構想があるらしい。
でも具体的なところが全然分からない。係長も困った顔。
沈黙。
そして「うーん、進まないねえ」と社長。
社長、あなたが曖昧だから、進められないんですよ、と言いたかったが、やめた。
係長、何とか言いなよ!とも言いたかったが、それもやめた。
以前の僕なら、沈黙に我慢ができず、じゃあ、とりあえず私がアレしてみます、とか、コレやってみます、とか余計な提案をしてた。
今は、しない。ガマンガマン。
で、「では、私も周辺リサーチをしてみますので、貴社におきましても、営業さんを交えて、社内でさらに詳細を詰めていただきたい」
と、何にも決まっていないけど、何かが決まったような玉虫色っぽい大人の結論にして、終わりにした。
今回の仕事は、お流れになりそうな気がする。
ま、それも良し。しょうがない。