チルドさんの記事を読んで。
まったく、チルドさんたら、それをやっちゃダメでしょう、いったい誰得?、人として許されないでしょ、ほんとにクズって言われちゃうよ・・・
・・・と思う一方で、いや、それをやってしまう気持ちがわかる、というか、ぼくもやっちゃてるよ・・・
中学の時、由香ちゃんっていう女の子がいた。
頭が良くて、背の高い、すらっとした女の子。
僕と由香ちゃんは同じ委員で、放課後二人で教室に残って作業をすることも多かった。仲が良かった。
大人びた由香ちゃんが前かがみになると、胸元からブラが見えてドキッとしたりした。
ある日、僕の前の席の由香ちゃんが、席から立ち上がり、そして座ろうとしたとき。
何でなのかは、全然わからないけど、ほんとに、わからないんだけど、なぜか、由香ちゃんの椅子を、横にずらした。
何も知らずに座ろうとした由香ちゃんは、椅子がなくて、床にしりもちをついた。
「痛いーー!もーなんでーー?!」
わからん。わからない。
ひどい。なんてことするんだ。僕。
いまだに鮮明に覚えている。
でも、なんでそんなバカなことをしたのかは、わからない。
若くて、バカだったからだけど。
大けがしなくて、ほんとに良かった。
由香ちゃんも、久美子ちゃんも。
こんなバカをしてしまうのは、バカな年頃のせい?
ゆがんだ愛情表現?
そのせいだと、言い訳したい。