嫁ちゃんが乳ガン検診に行く、という。以前、ちいさなシコリっぽいものが見つかり、それ以来、念のため、半年ごとに検診を受けている。乳ガンは、検診で早期発見できるんだって。今回は、半年ごとの検診時期には少し早いけど、ここ数日、ちょっと痛みがあるので、念のため、診てもらうことにしたって。
病院は自宅から高速を使って1時間の距離。婦人科関連の専門病院。もっと近くにある、普通の婦人科病院よりも、専門的な設備が整ってるし、ドクターも信頼がおけるから、遠くても通うんだそうな。人気の病院らしい。
で、僕が運転して行くことにした。痛いから病院に行くって声が不安そうだったし、僕の仕事も落ち着いているし、まあそれに、往復2時間のドライブデートにもなるから。実のところ、嫁ちゃんの苦手な高速を運転してあげて、恩を売っておくと、いいことがあるかもしれない、っていう下心もある。
検査終了
どうだった?
「先生が、今回も、オネエだった」
「じぇーんじぇん、大丈夫よ(ハート)」って感じで言われた、と嫁ちゃん。先生がオネエかどうかはともかく、超音波検査の結果、水が溜まっているような影が見えるものの、よくあることで問題なし。次は夏に、マンモグラフィーを受ければいいって。
嫁ちゃんいわく、オネエ言葉だと、男の先生でも、なんとなく親近感がわくんだってさ。尾木ママみたいな感じかな?婦人科の先生としては、オネエくらいがちょうどいいのかもしれない。そのオネエ先生、僕も見てみたいな。
夜、風呂に入ってると、嫁ちゃんが入ってきた。あんなにお風呂はひとりがいい、っていってた嫁ちゃんなのに。今日のお礼らしい。なかなか可愛いのう、おぬしも。運転して行った甲斐があったよ。
今週のお題「わたしの部屋」
病院のロビーのソファーは、一つ一つ独立した高そうなものだった。人気の病院ってのは、こんなところにも気を(金を)使ってる。こんなソファーが僕の部屋にも欲しい。