洗濯機を回したり、干したり、取り込んだりを、僕がすることが多い。
もちろん、洗濯物を畳んだりもする。
Tシャツなら、ショップのお姉さんがする要領で、立ったまま2秒でたたむ。
嫁ちゃんのパンツもたたむ。
嫁ちゃんパンツは、きっちりと、しわを伸ばして、ピシッとたたむ。
すると、嫁ちゃん、
「たたみ方が違う」
という。
嫁ちゃんの畳み方は、なんていうか、畳むんじゃなくて、くるりって謎の手の動きで、ねじってボールみたいにする。パンツボール。
ええー、パンツボールより、僕のきっちりした畳み方の方が、きれいだよ。
きっちり四角だし。
一見すると、ハンカチのようだし。
へその小さなリボンも、ちゃんと見えるし。
嫁ちゃん、
「そんなの見えなくていい」
へそのリボンはポイントなのに。
思い出した。平井和正著のSF「ウルフガイ・シリーズ」が好きだったな。