夜12時前。
今日はクタクタに疲れた。
嫁ちゃんに、お先にと言って、寝ることに。
でも、体は疲れているのに、眠れない。
目をつぶって、寝がえりを打っていた。
すると、目の前がピカッと光って・・・
ぼーっとした頭で、あー嫁ちゃんが、寝顔の写真でも撮ってるのかなあ、なんて考えて・・・
・・いや、そんなことするわけないじゃん!いったい、この光は何?
と、目を開けようとしたけど、・・・目が開かない。
っていうか、体がピクリとも、動かない。
これって、中学のころ、よくなっていた、金縛りじゃん!
体が動かない、でも、さっきの光が気になるし、きっと、この部屋に何かいる!!
見てみたい、いや、見るのも怖い。
うわーって、声が出ないけど叫んで、ぐっと目を開けた。
そこには、・・・・何もなかった。
あれ、なんだったの?
高校のころ、バイト帰りの終電で、OLさんが僕の肩に、もたれかかってくるのは、正直、うれしかったな。