僕と嫁ちゃん、スモールサイズのベッドを二つ、つなげて寝ている。
スモールでも二つつなげると、それなりにひろい。
ところが、ある日、二つのベットの間に、スキマが。
僕がベッドを動かしたわけじゃないから、きっと、嫁ちゃんだ。
何か理由があって、ベッドを離したんだろう。
ベッドの距離は、僕たちの心の距離だ。きっと。
ベッドを離されて、そのスキマを、僕が埋めたりはしない。
だって、男のコケンにかかわるでしょ。
嫁ちゃんが作ったスキマを、僕が埋めるなんて、なんて情けない。
そのうち、嫁ちゃんが、元に戻すよ。
・・と、思って、はや、一週間。
スキマは、広がる一方だ。
ふーーーー。
ああ、もう。
でもさ、男のコケンって何だ。
甲子園で練習を手伝った女子マネージャーが、「規則だから」っていって、グラウンドから出されたっていう、前近代的なニュースを見た。
男だから、女だから、って、実にくだらない。
それと、同じレベルの話を、僕自身がしている。
これじゃいかん。
・・って訳で、僕が、この僕が、ベッドをくっつけた。
これで、きっと、嫁ちゃん
「まあ、ベッドをくっつけたのね。もうしょうがないわね。ウフ」
って思うはず。
ウフって。
で、今晩、どうなるのか。
続きは明日(おそらく続かない)。
(ここに「夢と挫折」について書いてください)
Netflix火花お題「夢と挫折」
ウフッていう、夢。