引っ越しで出てきた、古い手紙とか日記とか。
サクッと捨てるつもりが、ちょっと読み返してみると、なかなか面白かったりする。
捨てちゃうと、もう二度と、永遠に、間違いなく戻ってこない。
そう思うと、サクッと捨てづらくなって、結局、日記をスキャンした。
自分の日記を。
ほら、いつか「自分史」を書くときに参考にしようと・・・(書くわけない)。
で、問題は、手紙。
親友の男友達からの手紙。
あの頃はまだメールも無くて、紙の手紙を出してたんだなあ。っと思いながら捨てた。
まあ、あいつらとは、また会えるし。
僕がいつまでも昔の手紙を持っていると、あいつらも気持ち悪いだろうし。
昔、付き合っていた女の子からの手紙。
サクッと、捨てた。
・・・なーーんて。
捨てられない・・。我ながら、メメしい。ほんとに。
以前「女は上書き保存、男は名前つけて保存」とか聞いたときは、あほらしいこと言うなあ、って思ってたけど、まさに、そのとおり。名前を付けて保存しちゃった。
逆に僕が出した手紙なんて、彼女たちは、別れた後、すぐに捨ててるはずなのに。
そして、とどめは、嫁ちゃんからの手紙。
まだ結婚する前の、ういういしい手紙。
僕のことを「だーーい好き」とか、書いてる。まじで。
いや、本当なんです。そう書いてるんですから。
今の、憎々しい嫁ちゃんに、見せてあげたい。
「あなたは、昔、こんなことを言ってたんですよ、その口で!」
「あの口は、どこに行ったんですか?どこに行っちゃったんですか!?」
・・・
捨てちゃうぞ!っと思ったけど、やっぱり、スキャンした。
名前を付けて保存した。
嫁ちゃんにあげた手紙は、きっと、もう捨てられているというのに。
今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2016夏」