嫁ちゃんと、性交したときの話。
以下、ぜんぶ、そういう話です。
嫁ちゃんはたいてい、その最中は、ほぼ無言なんだけど、よほど「いいとき」は「あっ、そこ」とか、声を出す。
「あっ、そこ」と言われると、僕も、ここだな、と思って「そこ」を狙うんだけど、これが、ものすごく難しい。
指ならば「入り口から第2関節くらいの深さで、これくらいの角度で曲げたところ」とか、見当が付けられるし、指先の感覚なら「このざらざらしたところだな」ってわかる。
でも、入れてるのは指じゃないから、困ったもんだ。
腰の角度はこんな感じで、チンの角度はこんな感じで・・・・って、一応その角度と姿勢を保って、崩さないように努力するんだけど、無理。
それにチン先の感覚の鈍さったら、もう。鈍いにも、ほどがある。
一体、その先が今、どこに当たっているのかなんて、全然わからない。役立たず。
分からないでしょ?僕だけ?
だから、ごくたまに、偶然突き当たる、嫁ちゃんの「あっ、そこ」ポイントを、狙い撃ちすることはできない。
できるのは、また、いつか、偶然そこに当たるのを待つくらい。
きっと嫁ちゃんも、もーそこじゃない、役立たず、って思ってるよ。
もし、それが狙い撃ちできたなら、ひとつステキな扉を開くことができるのに。
ってか、狙い撃てないのは、僕だけ?