D.カーネギー著 「人を動かす」を読んだ。
分かっているようで、実は分かっていない、実行できていないことが、整理されて、整然と書かれていている。
きっちり実行すれば、幸せになりそうだけれど、実行すること、それが難しい。
それらの一つ一つは、マスヲ氏 (id:move-wife) ブログに詳しい。
僕にはその350ページに及ぶ本の、最終章の最後の項目が、印象に残った。
「幸福な家庭をつくる原則 ー ⑦正しい性の知識を持つ」
引用
「性的不調和は家庭不和のおもな原因にはならないと一部の精神医学者がとなえているが、これは暴論である。性生活さえ順調であれば、たいていの場合、ほかの少々の摩擦は問題にならない」
「セックスが人生の最重要問題であることは明白だ。セックスは人生の幸福を左右する」
「結婚生活を幸福にする要素はいろいろあり、性の問題は、そのひとつにすぎない。だが、性の均衡が破れると、ほかの要素はいっさい無駄になる」
性生活さえ順調であれば、うまくいく・・・いやいや、わかっていますけれど、それこそが、難しいんじゃないですか!カーネギー先生!!
正しい性の知識を得るにはどうすればよいか?彼はこう答える。
「結婚生活の考え方と実際について、割り切った態度で、遠慮なく論議を重ねることだ。いちばん良いのは、性知識を正しく教える適当な書物を読むことだ」
うーーむ。割り切った態度で、嫁ちゃんと性について議論する。
それも、難しそうだなあ。
っていうか、今さらもう遅いか?手遅れか?