ここ何日も嫁ちゃんと口をきいていない。でも、そんなことをいつまでも続けている意味がない。意味わからん。たまには、嫁ちゃんが折れればいいのに、そんな気配はない。しょうがないなあ、まったく。
もうしょうがない。朝、嫁ちゃんのベッドに潜り込もう。仲直りセックスだ。5時半、目が覚めた。嫁ちゃんはまだ寝てる。6時半に起きるはずだから、まだ早い。もう少し寝かせてあげよう。6時。そろそろかな？ベッドに潜り込んでみる。ハッと目を覚した嫁ちゃんはスマホを確認し、「6時半に起きなきゃいけないから、時間がないよ」と。
ねえねえ、そんなこと、いきなり言いますか？こっちは恥をしのんで絶賛ケンカ中のあなたのベッドに潜り込んでいるのに、まるで「したいの？するなら短時間で済ませてよ。私には時間が無いんだから」って言ってるようなものじゃない？まあ、するけど、それはこの破壊的な状況を打破するためであって、別に僕の欲望によるものじゃない。
ショーツに手をかけると、腰を浮かせて脱がせやすい体勢を取るところを見ると、まるで拒否では無いみたい。ササッと脱がせて、ササッと挿入。ササッと終了。一人流れ作業みたいだなあ。この一連の作業で、事態が好転すればいいんだけど。・・そんな感じじゃないなあ。
