歯医者の待合室。
僕の座るソファーの近くに、キッズスペースがあって、そこで遊ぶほんの小さな女の子。おそらく1歳くらい。ちっちゃい体ながら、なかなか元気に遊んでる。子供用のイスに上って、おりて・・・。
危ないぞー、落ちるなよーって、見ているこっちがハラハラする。すぐそばには、お母さんが付き添っているものの、けっこう目を離している。
あーまたイスに上ってる、落ちるなよー、お母さんったら、どこ見てるの、今にも落ちそうだよ、あーもう。
そうしているうちに、やっぱり、案の定、ゴーンって頭から落ちた。落ちる瞬間、僕も腰が浮いたけれど、とても間に合わず。
でも、その子、あたた・・・ってすぐに起き上がってまた遊びだした。お母さんも、あら、痛かったねーって平気なようだ。
こんどは、さらに僕に近くに寄ってきて遊んでる。そこにも、ちょっとした段差があって、きっと落ちるぞー、この子は。って思っていたら・・・・やっぱり落ちた。頭から。
またまた、あたた・・って起き上がってさ。
不死身か。
子どもって、こんなに丈夫だったっけ?