ラブホテル。ラブホ。ファッションホテル。
2年前、そういうホテルのサイトを作成した。仕事で。
年末近くになると、ラブホオーナーから、サイトのテコ入れ依頼がくる。
今年もそういう時期になったんだなー。
基本、デリヘルとか、アダルト方面の仕事は、断っている。
特に理由は無いけど、まあ、ちょっと、アレだし。
でもなぜか、その時は、引き受けることにした。
依頼の電話が、丁寧だったからかもしれない。
単に、久しぶりにラブホに行ってみたかったからかもしれない。
オーナーは、渋めのナイスミドル。
奥様は、アクセサリーが少し派手目だけど、落ち着いた人。
若いお姉さんも、おばちゃんたちも、忙しそうに働いている。
つまり、普通のビジネスをしている。
僕が参考に、近隣のラブホサイトのチェックをしていると、嫁ちゃんが、なんでそういうところを見てるんですか?的な、疑い深げな視線を送ってくる。
「いやいや、仕事だから」とか言い訳したりして。
言い訳じゃなく、まさに、本当に、仕事なんだけど。
仕事が一段落して、嫁ちゃんに「久しぶりにラブホに行く?」って聞いたら「いやだ」って。即答。
嫁ちゃんには、ラブホテルはまっとうな仕事なんですよ、といいたい。
4年間、仕事以外ではラブホに行っていない。