Googleの写真保存サービス「google photos」には、顔分類機能がある。
写真の中の顔を認識して、同じ顔が写っている写真を選び出す機能。
これが、すごく賢い。
顔っていっても、正面から写っているものは少なくて、横を向いていたり、上や下を向いていたり、ちいさくぼんやりと写っているものも多い。
それでも、かなりの精度で、写真を選び出してくれる。
逆に精度が良すぎて、なんだか怖い気もするけど。
亡き母の顔の写真を探してみる。
検索結果の、一番新しい写真は、その母の葬儀の時の写真。
母の葬儀に、母本人が写っているって、どういうこと?ホラーっぽい。
写真は、葬儀の後、親族で食事をしているときのもの。
久しぶりに顔を合わす人たちが多く、記念に撮影した。
母は、そこにはいない。はず。
でも。
いた。
僕たちの背後に写っている、遺影。
遺影の中の、母の顔を認識していた。
おそるべし、グーグル。
でも、ちゃんと認識して、表示してくれたことが、ちょっとうれしかったりして。
今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2016夏」