新海誠監督の劇場アニメーションを監督自ら小説化した作品。
15歳の少年と27歳の高校教師の淡い恋物語。ごく簡単に言うと。
図書館で”新海誠”の棚を探しても見つからず、端末で検索をかけると「ティーン」の棚においてあった。「ティーン」の棚って。
まあ確かにティーンの物語だけどさ。大人が読んでも良かったよ。
ティーンの棚に置かれると、大人は借りにくいわ。
そこそこのボリュームの本だけど、終わりに近づくと、ああまだ終わらないで、一気に最後まで読みたいけれど、読み終わるのがもったいない、そんなふうに思える一冊でした。
でもさ、ティーンには、まだちょっと早いんじゃない?このストーリー。
こんな、せつなく、つらい恋に落ちてみたかったわ。遠い目。