いるかピー

だまって仕事してるとたまる愚痴やらをすっきりしたい。夫婦の性愛あり。ミドルエイジ歓迎。青少年にはおすすめできません。

人差し指と中指で、そっと乳首を(2)

 

隆の左手は、良子の左の乳房から右の乳房へ、右の乳首から左の乳首へ、ゆっくり移動を繰り返した。良子の乳房は小ぶりだが、昔から同じ大きさ、形を保っている。付き合い始めた頃、「もっと大きな胸がよかった?」と良子は隆に何度か聞いたことがあるが、そんなことはない。隆は良子の控えめで柔らかい胸が好きだった。

 

胸からお腹にずらした左手に力を入れて、良子を強く抱きしめながら、首筋にキスする。良子は相変わらず無反応だが、隆のペニスはより大きく勃起している。隆はペニスを触ってほしいと思うが、良子は背中を向けたまま動かない。首筋から、肩、背中に唇を這わせ、耳たぶ、頬へと進む。隆が体を起こして良子の顔を覗き込むと、良子は目をつぶったまま隆の方に首を回した。良子の唇に強めのキスをしたとき、良子の左手がそっと隆のペニスに触れた。

 

偶然触れたようにも思えた良子の左手は、やがて隆の勃起したペニスの形に沿って上下に動いた。パジャマ越しの軽い愛撫にもかかわらず、それを待っていた隆のペニスは大きく反応した。「気持ちいい」隆は良子の耳元でささやいた。男がこんなことを言うのは恥ずかしい、と以前の隆は思っていたが、今は違う。むしろ伝えるべきだと思う。日常生活では会話の少ない夫婦だが、だからこそセックスのときくらいは言葉で伝えたい。

 

良子は指先に力を入れて、隆のペニスを少し強くしごいた。

「ああ気持ちいい」隆は良子に再びつぶやいた。

 

 

 

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