待ち合わせで3時間、時間が空いたので、久しぶりに映画館で映画を見ようと思った。
街中にできた、新しいシネコン。
100席くらいの小さめのスクリーンが、10ほど集まっている。
時間的に見れるのは邦画の『サイレント・トーキョー』のみ。これを見ることにした。
映画館のロビーにはそれなりに人がいて、劇場内の「密」を心配したが、この映画の観客は5人。
僕の座った最後列に、僕と中年カップル、3人。
劇場の真ん中と、最前列におっちゃん、2人。
完全に「疎」だった。
映画はそこそこ面白かった。内容は書かないけど。
しかし正直、1,800円払って、絶対劇場で見たいものか、と問われると微妙だ。
驚いたのは、おっちゃんたちが、途中で帰ってしまったこと。
残ったのは最後列の3人。
ロビーにいた人たちは、きっと鬼滅を見に来たんだろうな。
鬼滅は歴代1位を記録した、って聞いたけど、映画界全体が賑わっているわけじゃない。と思う。