以前、嫁ちゃんが、ある習い事をしていた。
嫁ちゃんたち生徒が、先生と懇親会という飲み会をする、と。
生徒さんは、おもに主婦。
先生は、少し年上のおじちゃん。
1次会はよかったが、2次会は、嫁ちゃんと、咲子さんと、先生の3人だけに。
咲子さんは、なかなかのグラマラスボディの近所のママ友。
咲子さんが、すっかり酔ってしまい、先生にもたれかかったりするので、嫁ちゃんは心配で帰れなかった、と。
咲子さんを送って、午前様になって、嫁ちゃん、帰宅。
酔っ払った咲子さんから、「週に何回くらい、するの?」とかいろいろ聞かれて、恥ずかしかった、と。
(あの咲子さんが、そんなことを言うなんて!)
数日後、僕が先生と顔を合わせた時、何気なく、
「先日は、夜中までお疲れ様でした」
と言ったんだけど、言った後で、あれ、なんか今の僕の発言って、
「ひとの嫁を、夜遅くまで連れ回しやがって(怒) 」的な、
いやみ発言に聞こえたんじゃないかな、と思うと心配になり、嫁ちゃんに聞いたところ、
「確かに、そうとも受け取れる」と。
でも、いまさら、
いや、さっきの発言は、別に、そんなに深い意味ではなくて、単にお疲れ様でした、ってことなんですよ。いやいやいや、、、
とか言い訳するのも、逆にヘンだよな、と思って、言わなかった。
しばらくして、嫁ちゃんも咲子さんも、習い事をやめた。
今週のお題「一番古い記憶」