シャクナゲが満開で見ごろ。
っていうニュースがスマホに流れてきた。
以前なら、シャクナゲが見ごろ、って言われても、あっそう、って感じだったけど、今日は何となくスルー出来ずに、嫁ちゃんに「シャクナゲが満開なんだってよ」と口にしてみた。
すると嫁ちゃんが、「じゃ、見に行こう」と即答。
別に嫁ちゃんも、シャクナゲ大好き、って訳じゃない。
なぜ今僕たちが、大好きというわけでもないシャクナゲを見に行こうとしているのかというと・・
・・・・・
・・・先日、子どもが無事に巣立ってさ、家には僕たちしかいないから、なんだか寂しいのよ。
することがない、っていうか。
まあ、何にもすることが無いわけでもないが。
それで、すぐに出かけた。二人なので準備も早い。
見ごろ、というだけあって、壮観な眺めだった。
というか、正直、これがシャクナゲか!と初めて知った。
そして、改めて、シャクナゲを見に来ている人たちを眺めてみると、気づいた。
・・・お年寄りが多いな。
そりゃそうだよな、桜のお花見ならまだしも、シャクナゲを見に行こう!っていう若者グループはいないよな。
話題にのぼらないよな。
坂道をゆっくり登るおじいちゃんとおばあちゃん。
犬を連れたご夫婦。
高齢の母親とおそらくその娘さん。
なんだか僕も(僕たちも)、チーム・シャクナゲに入ったような気がした。