仕事上で、あるトラブルがあり、最後の尻ぬぐいに、先方に出向くことに。
この仕事を始めて10余年、こまごまとした問題はあったにしても、今回のような、大ごとは初めてだ。
今日は、時間を指定する短い電話があっただけで、どんなメンツがくるのか、どんな会議なのか、全然わからない。相手方も、それを言うつもりも無いようだったので、僕も聞かなかった。
ちょっと想定してみると。
一番イージーなケース。相手は、担当者レベル、数人。今回の案件の内容を、すべて知っている。わりと気の知れた人たちなので、今回は大変だったねー、的に終わる。
一番ハードなケース。相手は、取締役レベル、総勢15人か。今回の案件について知識は薄い。大会議室にて、僕一人が壇上に立たされ、イチから、いやゼロから説明させられる。彼らの、深いため息と沈黙と舌打ちと失望。チック、チックと時計の音。
この二つのケースの間の、どのレベルなのかが問題だ。
一方、僕はどう対応しようかと、考えた。
社会人としての期待値MAXは、
今回の件を反省し、対策と計画を立て、二度と同じことが起こらないようにする。
と宣言する。
考えただけで、疲れるわ。
なので、僕の対応は、
今できる対応を一応やりましたよ、でも100%再発しないとは言い切れません、すみません、後は貴社の判断にお任せします。
・・・これでいくつもり。
ビートは続く。beat goes on.