クライアントのご住職と打ち合わせ。
僕の住む町は結構な田舎だけど、そのお寺のある町は、輪をかけて、さらに。
田舎といっても、山林や田畑だらけ、というわけじゃなく、町役場や、商店や信用金庫があるんだけど、どこも、この10年、何一つ変わっていないような。
生気が感じられない。ここだけ時間が止まったままか。
今にも雨が降り出しそうな、どんよりとした空の下、なんだか僕の気分も暗くなる。
でも、クライアントのお寺は、ずいぶん豪勢になってた。
納骨堂が500基、もうすぐ完売しそうな勢いらしい。
納骨堂って1基、およそ100万円。
売ってから、ずっと管理が必要だから、法外に高いわけでもないらしいけど。
500基がいっぱいになったら、第2納骨堂も建てるんだと。
景気がいいなあ、ここは。
どんよりとしたその町も、見た目とは裏腹に、実はすごく潤ってるのかもしれないな。
今週のお題「秋の味覚」
松茸って、そんなにおいしいの?