子どもは、バス通学している。
毎朝、バス停まで、車で送っていく。
すると、ほぼ毎朝、ギリギリにバスに乗り込む男の子、A君がいる。
A君は、バス停まで自転車で来る。
で、駐輪場に自転車を停めて、カギを掛けて、やや太り気味の体を揺らして、僕の車の前を横切り、小走りにバスに乗り込む。
昨日は、バスのドアが閉まったときに、やっとバスにたどり着いて、気づいた運転手さんが、再びドアを開けてくれた。
それが、今日は・・・
間に合わなかった。
バスはバス停にはいたものの、すでにドアは閉まり、走り始めてた。
運転手さんも急ブレーキで停まるわけにもいかず、A君は、置いてけぼり。
絵にかいたような「置いて行かれて、途方に暮れる人」の顔をするA君。
しょうがないから、次のバス停まで乗せて行ってあげようと思って、声を掛けようとすると、先に別の奥様がA君に声をかけていた。
おそらく、無事、次のバス停まで連れて行ってもらったはず。
これで、明日は、どうなるか。
懲りて、少しでも早くバス停に来るかな。
それとも、味をしめて、さらに遅くなったりして。
どっちかな。