クライアントのAさんから電話。
Aさんからはよく、僕の仕事とは直接関係のない相談がくる。メールの設定が分からないー、とか。僕をパソコン便利屋だと思っているんだろう。違うって。
今日は、
「バックアップ用のハードディスクのリース契約で、3年50万円を提示されたんだけど、それって妥当なの?」って。
数ギガバイトのバックアップに年額で16万円か。感覚的に言うと、そりゃ高い。1万円でハードディスクを買って、バックアップフリーソフトで自動化するだけで済む話だ。
そんな感じで答えた。そう答えてしまった。失敗だった。もちろん。
「え?どんなソフト?タダ?どうやって使うの?ちょっと教えてくれない?」
年間16万円は、リース会社の担当者がやってきて、設定を行って、質問に答えて、電話で呼ばれりゃすぐに出向いて、問題を解決して、世間話して、、、そういうコストが入ってる。
だから、高くない。そう言うべきだった。
そう言わなかったから、今、僕はバックアップソフトを調べて、Aさんにメールしている。受け取ったAさんはきっと、「よく分からないから、暇なときにちょっと来てよ」とか言うだろう。
僕の時間と技術は、タダじゃないんですけど。自業自得。
50万?ぜーんぜん高くないですよ、任せちゃいなよ!と言うべきだったな。
すまん、リース会社。