夜に、ほんのささいなことで険悪な雰囲気になった、その翌日の朝。
ベッドで嫁ちゃんに「ちょっとくっつけていい?」と聞いてみる。拒否ではなさそうなので、嫁ちゃんのパンツを脱がせた。寒いので脱がせるのは下半身だけね。
僕もパンツを脱いだが、ペニスはどこにあるの?ってな感じ。文字で書くと「おちんちん」っていうのがぴったりだ。
こんなおちんちんで嫁ちゃんと、どう戦うのか?いや、大丈夫、ぜんぜん戦わないから。
嫁ちゃんに覆いかぶさり、正常位でおちんちんを膣に当てる。入らないので、くっつけているだけ。だから嫁ちゃんには「入れていい?」じゃなくて、「くっつけていい?」と聞いた。入れられないからね。
それでも不思議なもので、膣の温かさが伝わると、やがて少しだけ勃起する。そうすると、先っぽだけ挿入できるようになる。ほら昔よく、「先っぽだけ入れさせて」みたいなことをよく言ってたじゃない?言ってたはず。実際には先っぽだけじゃ終わらないんだけど。でも今は、まさに先っぽだけ入っている。言葉通りだ。
でね、少し入ると、さらに膣の温かさが伝わって、勃起が増すのよ。ああ、手でしごいたりしなくても、こうやって勃起していくんだなあ、とか考えたりして。スローセックスは余裕があっていいな。
で、しばらくすると、嫁ちゃんの眉間にしわが。「どこか痛い?」と聞くと「いや、おしっこ漏れそう」と。
週末のスローセックスはこうして終了。昨夜の険悪さは、もう忘れた。