いるかピー

だまって仕事してるとたまる愚痴やらをすっきりしたい。夫婦の性愛あり。ミドルエイジ歓迎。青少年にはおすすめできません。

夏の剃毛イベント。嫁ちゃんの

 

嫁ちゃんにVIO脱毛を勧めているが、まるで乗り気じゃない。

 

僕らもそのうち、そんなに遠くない将来、介護される側になるよ、そのときツルツルだと、下のお世話をしてくださる方から「助かるわあ」って言われるからやっときなよ、と老後を持ち出して説得しようとしたが、「ふーん」って感じだった。

脱毛レーザーは黒い毛にしか反応しないから、ヘアーに白髪が増える前の今が、最後のチャンスだよ、白髪になった後じゃ、もう手遅れだよ、と言っても、あんまり反応なし。

 

しかし。しかし、VIOフェリエを持っている。

 

 

なにげに「VIOフェリエ、使ってみる?」と訊くと、「ええ?今?あんまり時間が無いよ、お風呂で?」と嫁ちゃんが言う。即、却下されるかと思ったが、そうでもないんだ。時間と場所の問題なのか?

 

「いや、毛が乾いた状態のほうが剃りやすい、って取説に書いてあるからここで」と言うと、「ここで?毛が散らかるけど」と嫁ちゃん。「新聞を敷けばいいじゃない?」と新聞を持ってきて床に広げてみると、嫁ちゃん「この新聞の上に座るの?なんか犬みたい。屈辱的~」と。剃毛自体はokなんだ。

 

まあ確かに床に新聞を敷いて座るのは、ちょっとあれなので、ソファーの上に新聞を敷いて、そこに座るようにしてみた。実際のところ、床とあまり変わらないが、「これでいいんじゃない?」ときくと、なぜか納得したようで、嫁ちゃん、ジーンズとパンツを脱いだ。シャツのスソで隠れるので”丸出し”ではないが、下半身すっぽんぽんだ。開き直ったか。それとも、メンドクサイので、とっとと終わらせようと思ったか。

 

嫁ちゃん、まだ「屈辱的~」と言いながらも、ソファーの上の新聞紙に座った。VIOフェリエを久しぶりに開けてみる。これにこのアタッチメントをつけて・・・と下半身裸の嫁ちゃんとともに、一通り確認して、いざスイッチオン。嫁ちゃんの脚を広げて覗き込み、Vラインを剃り剃り、Iラインのわきを剃り剃り。真剣に嫁ちゃんのアンダーヘアーと格闘している自分を冷静に見ると、シュールだな。勃起もしない。「ヘアー処理職人」のようだ。

 

おしりも剃る?と訊くと、いやそこはいいかなあ、と嫁ちゃん。そこも重要なのに、と思ったが、まあいいか、僕もまだ慣れて無いし。しかし、あれだ、さすが「VIO」フェリエと名乗っているだけあって、この機械、VもIもいい感じで剃れる。もっとも、Iラインは形が複雑なので、今回は奥までは剃っていないが。なので、Iラインだけ短いモヒカンのように毛が残っている。ここをどうするかは、まだ未定。

 

慣れたら剃っちゃいたいが、いつ慣れるかも不明。次に剃る機会があるかどうかも不明。ま、これがこの夏の剃毛イベント。