いるかピー

だまって仕事してるとたまる愚痴やらをすっきりしたい。夫婦の性愛あり。ミドルエイジ歓迎。青少年にはおすすめできません。

一緒にシャワー / リライト

 

まだまだ暑い9月半ばの昼過ぎ。庭仕事を終えた早苗が家に入ってくるなり、「シャワーを浴びるけど、あなたも一緒にどう?」と訊いてきた。

 

一緒にシャワーを

夫婦で一緒に風呂に入ることはほどんどない。私としては円満な夫婦生活のためにも、たまには一緒に入りたいと思っているのだけれど、早苗は「風呂は一人でゆっくり入りたい」というタイプ。相方が「一人がいい」というのに、無理強いはできない。

 

その早苗が「一緒にシャワーを」、という。私は汗もかいていないので、昼間からシャワーを浴びる必要などないのだが、早苗が、今なぜそう言うのか、何となく分かったので、一緒に風呂に入ることにした。

 

手っ取り早く

このところ夫婦間の関係は良くなかった。いつものこととはいえ、会話は少なく、触れ合うこともなかった。それが子どもの学校行事や、家族内のコロナ感染をきっかけに好転した。コロナも悪いことばかりじゃない。

 

夫婦仲が良くなってきたので、私は早苗に、久しぶりにセックスしよう、と何度か誘っていたが、タイミングが合わず交われないままだった。それに応えるために早苗は、一緒にシャワーを浴びて、風呂でセックスというのはどう?と誘っているのだ。早苗にしてみれば、自分はどのみちシャワーを浴びるし、そのついでに、このタスクをクリアしておけるならば、手っ取り早く都合が良い、と思ったのかもしれない。

 

少しの勃起

私が先に脱衣所で服を脱ぐ。早苗の思惑はともかく、これからすることを想像し、ペニスは少し勃起している。昔ほど激しく勃起することはないし、する必要もない。セックスで射精することも少なくなった。射精しないことは、もはや妊娠とは無縁な私たちにとって重要ではない。

 

自慰では射精するので、肉体機能的な問題ではない。単に体力的に、セックスで射精に至るほど長い間、腰を動かすことができなくなったのだ。ジムにでも通って体力をつける手もあるかもしれないが、そもそも長時間の性行為など、早苗も望んでいない(と思われる)。お互い、痛くないこと、無理しないこと、が重要だ。

 

剃毛

遅れて入ってきた早苗の下腹部を確認して、「手入れする?」と訊くと、「ちょっとする」と答えるので、用意していたVioフェリエで処理することに。この電動シェイバーは濡れた状態でも使えるものだけど、毛が濡れると肌に張り付いて処理が難しくなるので、乾いた状態のほうがいい。身体を洗う前の、早苗の足元にしゃがみ込んで、Vラインをカットしていく。

 

カミソリでツルツルにしてしまうと、あとからチクチクするというので、カットだけにした。少し足を開き、Iラインのわきもカットする。「まだお尻を洗っていないから後ろはダメ」と早苗がいう。小陰唇を傷つけないように慎重に、Iラインから伸びる長い毛をカットしていく。早苗は「そこの毛が長いと、トイレの後、面倒なのよ」と教えてくれた。

 

咥える

アンダーヘアーがいい感じになったので、早苗の汗ばんだ体を手で洗う。中指でお尻の割れ目を洗うと、「うひゃっ」と身体をよじる。私も反応して勃起する。早苗がソープを泡立てて、ペニスを洗ってくれる。早苗の背中を洗って、バスタブのフチに座らせると、彼女の顔が、ちょうど私の腰の高さになる。私は何も言わなかったのだが、目の前の勃起したペニスを、早苗がそっと咥えた。久しぶりの生暖かい感触に私は、うぅっと思わず声をだしてしまう。

 

しばらくその感触を堪能して、早苗に「後ろから入れてみる?」と訊いてみた。立ち上がった彼女のお尻にペニスを当てて、先を少し押し入れてみる。「痛い?」「いや全然」。もう少し入れてみる。早苗の口から、あぁっ・・、と小さな声が漏れる。「痛い?」「いや大丈夫」。さらに奥まで入れると、んんんうぅぅ・・、と奥歯をかみしめた早苗がうめく。腰をゆっくり動かすと、その動きに合わせて、あっ、あっ、あっ、あっ・・・とあえいだ。

 

さらに続けたなら、射精するかもしれないし、早苗もオーガズムに達するかもしれない。しかし、私の心臓はドクドクと波打ち、膝はガクガクしてきた。もう体力的に無理だ。

 

射精

膣からペニスを抜いて、早苗を再びバスタブのふちに座らせる。向かい合って立ったままの私は、腹に早苗の頭をもたれさせて、彼女の頭と背中を両手で包むように抱く。彼女の背中を見ながら呼吸を整え、心臓の動機を落ち着かせる。すると私の腕の中で、早苗がペニスを咥えた。射精はしていないが、彼女の愛液と、私からにじみ出た液体が混ざってぬめった肉棒を。

 

私は射精したくなった。早苗の口からペニスを外して、自分の手でペニスをしごいた。右手でペニスを、左手で早苗の頭をかかえるように抱いている。ペニスの先は早苗の胸に当てている。ほどなくして、私が「いきそう」と言うと、彼女はうん、と小さく頷いた。私は早苗が見つめるその前で、彼女の胸に射精した。精液が流れて乳首に垂れた。

 

後始末

射精の余韻が収まらないうちに、早苗が私のペニスを手に取り、2度3度しごいた後、咥えた。まるで残った精液を吸い取られているようだ。敏感な状態の亀頭を責められた私は、早苗の頭を抱きかかえて、うぅ、と声を出してしまう。しばらくは動けなかった。

 

私は、立ち上がった早苗を後ろから抱きしめて、指で彼女の膣を洗った。クリトリスを刺激してオーガズムを誘うが、達する前に早苗は振り返り、キスをした。多分この状況では、時間をかけても、早苗がオーガズムに達することはなかっただろう。私だけがイッてしまったことを申し訳ないと思った。

 

早苗はシャワーを下に向けて、ペニスを丁寧に洗い、そして自分の胸に垂れた精液を洗い流した。

 

 

「お風呂でするのっていいわよね。すぐに流せるから」

私の精子が、流れていった。