南九州の、ある家族湯に行った。
南九州は源泉掛け流しの温泉が多くて、ここも源泉掛け流しなんだけど、源泉の温度が低い。30度とか31度とか。
30度って、温泉にしては冷たくない?
借りた部屋には、内湯と露天風呂、そして露天の水風呂がある。
内湯は沸かした湯を足しているので熱い。
しかし露天風呂は源泉そのままで、冷たい・・・だろうな、と思ったが、最初ヒヤッとしただけで、入ってしまえばまったく快適。
この夏の猛暑の中、30度の露天温泉に足を伸ばしてつかって青空を眺めるのは、すごく安らぐ。こりゃいいわ。まじ。
水風呂は18度の天然湧き水で冷たい。嫁ちゃんは、うひょーとか言いながらどっぷり入っていたが、僕は無理。腰までが限界。
水風呂とぬるい露天風呂、熱い内湯に順々にはいっていると、あっというまに制限時間。僕はたいてい、すぐにのぼせて制限時間の半分くらいで上がってしまうことが多いんだけど、ここは制限時間いっぱいまで、ゆっくりできた。
夏のぬるい温泉は、実のところ、最高。良い発見だった。