隆は自分でパジャマとパンツを脱いで、良子の足を開き、その間に膝をついた。良子の両膝を持ち上げて、膣口にペニスを当てた。一度は大きく勃起した隆のペニスだが、今はほんの少し膨れているだけで、挿入するには心許ない状態だ。それでも良子の体に覆いかぶさり、唇にキスをした。良子はキスを受け止めながら手を伸ばし、隆のペニスを右手でしごいた。ペニスの先が膣口にこすれ、隆のそれは、少しだけ固さを増した。
まだ完全には固くなっていないが、隆は良子への挿入を試みた。程よく濡れていた良子の膣は、隆のペニスをぬるっと招き入れた。良子の膣の、柔らかく心地よい締め付けにより、勃起が増した。しかし完全には大きくならない。隆はそれでいいと思っている。これくらいの勃起だと、きっと射精もしないだろう。それでもいい。隆はゆっくり、ゆっくり腰を動かして「痛くない？」と良子に確認した。
「全然大丈夫」良子は言った。濡れているし、ゆっくり動かしているし、そもそも勃起の甘い小さなペニスなので、痛くはないだろう。その反面、もしかすると「全然満足していない」かもしれない。その”具合”は一生分からないな、と隆は思う。しかし、「痛い」よりは、痛くないほうが少し、いや随分マシじゃないかな？そんな気がしている。隆は良子に長く強いキスをして、膣からゆっくりペニスを抜いた。
隆は、良子の腰に手を添え、片方を持ち上げて、体をひねる動きを促した。隆の顔をチラっと見た良子は、体を起こすと向きを変え、隆にお尻を向けてゆっくり四つん這いの姿勢になった。隆の”バックでしたい”という意図を理解し、受け入れた。一糸まとわぬ姿で、隆にお尻を突き出す良子。妻のこんな姿を見るのは久しぶりだな、隆はそう思いながら、両手でお尻を開いた。「見ないで」良子は言ったが、構わず隆はアナルにキスをした。「ひやっ」と声を出して、良子の背中はのけぞった。
