週末の朝。ベッドから起きてトイレに行く、と言う嫁ちゃんに、ちょっとする？と訊いてみる。僕から誘わないと、きっと僕たちの夫婦生活は枯渇してしまうだろう、おそらく。ほどなくして戻ってきた嫁ちゃん、歯磨きもしてきたようなので、やる気がちょっとはあるみたいだ。嫁ちゃんのパジャマとパンツを脱がせて僕も脱いで準備OK。正常位の体勢で抱き合う。ペニスを膣口に当てるけど挿入はしない、というかできない。勃起していないので。でも何となく先っぽあたりを当てているとちょっとづつ、入っていく・・ような。ここまで10分。
先っぽが入り、さら少し入り・・・。動いたり、休んだり、キスしたり。嫁ちゃんが、僕の背中に手を回してギューとするのは、やる気のある時だ、おそらく。ほぼ、入った、でも動かさない。じっっとしている。これが僕たちの、ここ1年のスタイル。ガツガツしない、というかできない、疲れるので。でもまあ、このスタイルにしてから、嫁ちゃんの拒否率が下がったような気がする。理由は聞いていないけど、痛くないとか、疲れない、とかだと思う。ほどなくして、静かに終了。ここまで20分。
横に並んで休憩。ここで終わることが多い。ヒラっと始まって、トロッと終わる感じ。でも今日は嫁ちゃんのやる気もあるようなので、再び嫁ちゃんに覆いかぶさってみた。うん、もうちょいできそう。嫁ちゃんに「後ろから入れてみる？」。最近、たまーにする後背位は、夫婦生活のちょっとしたアクセントになってる。正常位のスローなまったり行為が静ならば、後背位は、動だ。静の中に、たまに動があるのは良い。後背位は支配欲を刺激する。嫁ちゃんを支配したいなんて思っていないけど、性欲とはちょっと違う何かがあるような。久しぶりに夫婦生活で射精した。ここまで30分。
夜まで嫁ちゃんがの機嫌が良かったのは夫婦生活のおかげというわけじゃないだろうが、まあ機嫌が良いのは、何にしてもいいことじゃない？
