いるかピー

だまって仕事してるとたまる愚痴やらをすっきりしたい。夫婦の性愛あり。ミドルエイジ歓迎。青少年にはおすすめできません。

奨学金 貧乏?

 

奨学金、借りてました?

 

僕は大学の時にガッツリ借りて、バカだったから返済をさぼって、かなり大人になってから、自分でもよくわからない額の延滞金を上乗せして、やっとこさ完済した。自業自得。

それはともかく、奨学金自体は、貧乏な僕が大学に行くには必要で、ありがたかった。

 

奨学金は、進学してから申請するパターンもあるが、進学する前年の春に予約申請するパターンもある。どの学校に行くのか決めていなくても申請できる。

進学してからだと、入学手続きのバタバタのタイミングで、かなり大変な申請書類を出さなきゃならないが、予約申請であれば、その点、余裕をもって申請できる。そして、入学した4月からすぐに奨学金が振り込まれるし、入学金の補助も必要なタイミングで入金される利点もある。

進学してから申請しても夏ごろまでには、過去にさかのぼってお金は振り込まれるので、トータル金額としては、どちらの申請でも変わらないが、進学を決めているならば、予約申請するのがよいと思う。

 

 

で、下の子どもに、来週、予約申請の説明会があるらしいから、行って話を聞いてきてね、と伝えた。

すると、行きたくない、という。

きくと、子どもの友人たちは裕福なご家庭が多く、おそらくその説明会には、近しい友だちは誰も行かない。会議室で、自分だけがその説明を聞くのは恥ずかしい、とのこと。

 

今は、大学生の半数が奨学金を利用していると聞くし、決して、奨学金=貧乏、ではないと思うが、思春期の子どもは、そんな理論で生きているわけではないんだろう。

彼らには彼らなりの世界があってヒエラルキーがあって、その中で生きていくには、どうしても見せたくない姿があるんだろう。

 

まあ、分からないわけではない。

今の鈍感になった僕ならば、あるいは、学生当時の「貧乏だがなんか悪い?」と開き直っていた僕ならば、恥も何もないが。

 

申請は、進学してからにしよう。