玄関のチャイムがピンポーンって鳴って、モニターを見ると、法被(はっぴ)を着た若者たち。
訪ねてきた理由は何となく分かったが、出てみた。
笑顔いっぱいの若いお父さんと、2歳くらいのお子ちゃま。
お子ちゃまも、ミニサイズの法被を着せてもらっていて、めっちゃ可愛い。
「コロナで中止されていたお祭りが、4年ぶりに開催されるんです。是非、見に来てください。」とチラシをくれた。
そして、「寄付をお願いしたいんですが」と。
全然構わない。お互い様だ。
僕も、自分の子どもが部活で全国大会に行くときに、近所のコンビニとかに「寄付金箱」を置かせてもらった。見知らぬ人たちから、それなりの金額を寄付してもらった。
でも、おこちゃまを連れてくるのは、なんとなく勘弁してほしいな、と思った。
だってさ、昔、宗教の勧誘でお子様を連れて来るの、ってあったけど、それとイメージが重なるんだな。
1000円、寄付した。