いるかピー

だまって仕事してるとたまる愚痴やらをすっきりしたい。夫婦の性愛あり。ミドルエイジ歓迎。青少年にはおすすめできません。

イクと疲れるのよねと、彼女は言った

 

週末の早朝。ソファーでぼーっとテレビを見ている嫁ちゃんのTシャツをめくって、乳首を吸ってみた。そして、ちょっとセックスしよ、と誘ってみる。ん、と嫁ちゃん。

ベッドに移動して、パジャマとショーツを脱がせる。先日の剃毛状況をチェック。いい感じだ。ちくちくしない?と訊くと、今のところ大丈夫、と。

パンツを脱いで正常位で先っぽを挿入。痛くないか確認して、もう少し挿入。時間をかけて奥まで挿入。そして休止。嫁ちゃんは僕の背中に手を回す。少しだけ動かすものの、ほぼ静止状態。つながっているだけのセックス。

彼女の頭の下に手を回すと、枕の裏の固いものに手が触れた。ローターだ。「これ使ってる?」と訊くと、「使ってはいない、そこに置いておいただけ」、と言う。スイッチを入れて、挿入したままクリトリスに当ててみた。あうぅぅぅ・・・と、小さな喘ぎ声。

いったん抜いて並んで横になり、下腹部にローターを当ててみた。角度的に見えないので、ちゃんと”スイートスポット”に当たっているかどうか分からない。嫁ちゃんの反応と声を頼りに、良さそうな位置を探る。閉じていた両脚が、少しづつ開いていく。片足が僕の体を超えて、やがて大きく両足が大きく開かれた。お尻から続く割れ目に沿うようにローターを当て続ける。

声の様子からしてイキそうな気配だけれど、イキきれない。当てる場所がずれているんだろう。彼女の右手が下半身に伸びて、僕の手の中のローターに触れた。自然な流れで嫁ちゃんにローターを手渡した。彼女が自分で自分の”ポイント”に当てると、僕がこの辺だろう、と当てていたときより、声のトーンが一段、上がる。

あーあーあーあっあっあっ・・吐息の間隔が短くなっていき、んもぅぅぅぅーと我慢しながらも小さく叫んだ。僕の逆側を向いていた彼女の顔をこちらに向けて、キスで口をふさいだ。ローターはまだスポットに当たったままだ。すぐに彼女はもう一度、奥歯を噛みしめながら、ぐうああぁぁと小さく叫び、ピクンと跳ねた後、もうだめ、と言ってスイッチをOFFにした。

 

「はぁもう、イクと疲れるのよね」と、彼女は言った。